12月に入る前に菜の花が咲きました。暖冬の影響なのでしょう。ミツバチもお尻をフリフリして、菜の花の蜜を集めていました。ミツバチにとっても安心して蜜を集められるような畑にしたくて、菜の花、チューリップ、ラナンキュラス、ざる菊、スイトピー、ポピーの種を蒔きました。春が待ち遠しいです。
小さな大根は間引きしたもの。細長い大根は、固定種の美濃早生大根。東京の初冬の風物詩「べったら市」のべったら漬けの材料として欠かせなかった大根だそうです。センチュウの被害もなく、肌もつるっとしてきれいに育っています。
こちらはブロッコリー。無肥料栽培は、びっくりするくらいゆっくりと生長します。9月22日に小さな苗を定植し、やっとブロッコリーの小さな蕾が確認できるようになりました。収穫はあと1ヶ月後くらいでしょうか?なかなか食べられません。
春に収穫し忘れたじゃがいもから芽が出ていて、掘り起こしたら小さいながらも美味しそうなじゃがいもが収穫できました。じゃがいもの生命力ってすごいです。
こちらは実の部分が草木染めの染料になるクサギの木。ゆっくりですが確実に大きくなっています。
先日、たまたま立ち寄った松田町の杉山種苗店のおじさんがユニークな方で、いろいろと教えてもらいました。珍しく固定種の種も取り扱っているお店です。土をかけるときは、ふるいを使わないと発芽が揃わないんだそう。教えの通り、ふるいを使ってやってみました。いつもは足でざっざっと土をかけていた私ですが、丁寧に作業するのも気持ちが良いものです。
大根の葉っぱをウメの枝に引っ掛けて干すのがマイブームです。虫食いもなくとっても綺麗な大根の葉っぱですが、だんだん食べ切れなくなってきたので、干してから入浴剤に使おうと思います。ついでに人参の葉っぱ(左端)も干しました。
夏野菜を収穫した後に落ちたトマト。もう3ヶ月くらい経ちますが、このトマトは腐らずにそのままの形状を保っています。以前読んだ本に、無肥料栽培の野菜は腐ることがなく枯れていくと書いてあったのを思い出しました。不思議です。
12月は収穫が中心ですが、枯れ枝を整理したり、ウメの枝を剪定したり、来年の春に向けて畑を整えます。ウメの枝で草木染めもできるので、剪定したらやってみようと思います。